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2024.03.30

偉人有名人のお墓紹介~島崎藤村

島崎藤村は明治・大正・昭和の時代に活躍した小説家です。

本名を島崎春樹と言い、代々馬籠宿の本陣・庄屋・問屋を務めた名家の四男として生まれました。

元々は詩人として活動していましたが、徐々に小説を書くようになり、多くの代表作を残しました。

「夜明け前」は、藤村晩年の代表作で、幕末・明治維新の激動期を生きた父・島崎正樹をモデルとした歴史小説です。

その後「夜明け前」の続編となる「東方の門」に着手しましたが、1943年に脳溢血により自宅で倒れ、71歳で亡くなりました。

藤村は神奈川県大磯町にある地福寺で埋葬されました。したがって藤村と妻・静子のお墓は地福寺にもあります。

遺髪と遺爪が島崎家の菩提寺である永昌寺に分葬されました。

永昌寺にある藤村のお墓は島崎家代々の墓所内に立っており、石碑には本名の「島崎春樹」と刻んであります。

所在地:岐阜県中津川市馬籠