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2024.01.27

地元の銘石紹介~木曽源氏の里~

多治見市の古虎渓駅から山を上がっていくと「諏訪町」という人口100人程度の小さな集落があります。

この地域は元々、平安時代末期に木曽義仲の家臣・今井四郎兼平が粟津の戦いに敗れた後に一族と共に移り住んだのが始まりと言われています。

町内には「木曽源氏 今井四郎兼平 一族隠住の地」と刻まれた石碑が立っており、その横には小さな塚があります。

諏訪町は「今井」姓が多いのですが、その今井一族の祖と言われるのが今井四郎兼平です。

町内の諏訪神社では毎年「棒の手」が行われていますが、これは兼平がこの地の者に武術を伝授したのが芸能化して今日まで伝えられたとも言われています。

石碑の場所から更に坂を上ると宝篋印塔や石造物が多く並び、この集落の歴史の長さを感じさせます。

所在地:多治見市諏訪町