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2024.04.06

地元の銘石紹介~塚本喜助翁碑

土岐市駄知町は昔から製陶が盛んな地域です。町内からは15世紀後半から16世紀前半の窯跡が見つかっており、その当時から陶器が作られていたことがわかります。

駄知の陶祖にはいろいろな説がありますが、駄知町北山には塚本喜助の碑が立っています。

喜助は1592年に生まれ、慶長年間(1596年~1615年)に駄知村へ移り住みました。

駄知にある森向戸の川底にある土が陶器に適していることを発見し、さまざまな陶器を製造しました。

喜助の子や孫はその仕事を伝承していったので、当地域では陶器づくりが盛んになりました。

その後、駄知で作られる土瓶やどんぶりは全国で知れ渡るようになります。

こちらの碑は塚本家の一族が明治39年に喜助の功徳を後世に伝えるために建てたものです。