岐阜県多治見市、土岐市、可児市、愛知県瀬戸市のお墓

お墓ブログ

お墓についてのお悩み解決します!

2024.05.22

お墓に刻む年齢

お墓には亡くなった方の戒名や命日、俗名とともに年齢が彫刻されることが多いです。

この時刻む年齢は基本的に満年齢ではなく数え年が使われます。

昔は数え年を使用するのが一般的で満年齢は戦後普及したと言われています。

また仏教ではおなかに命を宿したときを人生の始まりととらえるため仏事では数え年が使用されています。

しかし、お墓づくりにルールはありません。

満年齢で彫刻をされたり、そもそも年齢を刻まなかったりする方もいらっしゃいます。

同じお墓の中でいろいろと混じってしまうとわかりにくいのでどの方法をとるか統一しておくとよいでしょう。

先日明治生まれの男性がいなくなったというニュースを目にしました。

お墓を建てる文化が庶民に普及したのは江戸時代に入ってからですが、お墓には自分たちのルーツであるご先祖様が記してあります。

改めてじっくりと眺めてみるのも良いかもしれません。