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2025.08.30
地元の銘石紹介-内津峠の馬頭観音
多治見市と春日井市の市境の内津峠に高さ147センチの大きな馬頭観音があります。
江戸時代から明治時代前期までは、馬の背の両側に荷物を積むのが一般的でしたが、明治20年頃より荷車や馬車が用いられるようになりました。
朝、陶器を積んで多治見を発ち内津峠の前の池田宿で後続の馬車と助け合い、2頭立てとなって峠を越えて夕方に名古屋に到着していました。
このように馬は重要な担い手で大切にされ、死ねば供養塔を作って祀られました。馬頭観音は牛馬に関係する従事者によって、その供養と無病息災、旅の安全を願い建てられました。
内津峠は中山道と名古屋城下を結ぶ下街道にある峠で、古くから下街道の難所とされてきました。
内津峠の馬頭観音は、輸送集団愛岐組が、安全を祈願して明治27年に建立しました。
所在地:内津峠
住 所:多治見市富士見町