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2025.09.27

偉人有名人のお墓紹介ーパール博士顕彰碑

第二次世界大戦後の1946年に日本のA級戦犯を裁くために極東国際軍事裁判が行われました。いわゆる東京裁判です。

東京裁判では戦勝国側が原告となり、A級戦犯の25名が有罪、そのうち7名が死刑となりました。

東京裁判には戦勝国側を中心とした11名の判事が派遣されましたが、その中の1人がパール博士でした。

パール博士は11名の判事団の中で唯一「被告全員無罪」を主張しました。

A級戦犯の25名は「平和に対する罪」「人道に対する罪」に問われましたが、日本が戦争を始めた時点でそれらの罪は国際法上違法とはされていませんでした。

法律を作り、過去に遡って適用するのは法定主義の原則に反する というのがパール博士の主張でした。

パール博士は戦争中の日本軍の残虐行為を正当化した訳ではありません。

判事としての正義を守ることが彼にとって最も大切なことでした。

京都の護国神社にはインド独立50周年を記念して、平成9年に顕彰碑が建立されました。

所在地:京都霊山護国神社
住 所:京都市東山区清閑寺霊山町