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2026.11.07

小松石産地見学in真鶴

先日、私が所属する日本青年会議所石材部会の研修で神奈川県真鶴町に行ってきました。

真鶴町で採れる小松石は日本でも有数の高級な石として有名です。

石材業界では、「東の横綱・小松石、西の横綱・庵治石」と言われるほどで、私たちにとっては憧れの石ともいえます。

小松石は古くは鎌倉時代に源頼朝が寺院などの土台に使ったとも言われており、江戸城の石垣や靖国神社、更には芥川龍之介や福沢諭吉など著名人のお墓にも使われています。

当日は小松石を利用している石造物、採石場、加工場、かつての採石場跡を見学しました。

小松石は私たちがよく利用する花崗岩ではなく安山岩です。

石の目や色に特徴があり、墓地を見てもどこか雰囲気が異なって見えます。

安山岩は花崗岩と比べると時間と共に石の艶や見た目に変化が生じるので、その変化が小松石の特徴でもあり、また面白さでもあると思います。

 

また発破やワイヤーソーで石を採る採石場が多い中で、小松石は重機の先にドリルを取り付けて、石を剝がすように採石します。

石の塊が層のようにして積み重なっている小松石では、このような採石方法の方がロスが少ないとのことです。

 

加工方法も花崗岩とは多少異なり、磨きの作業では艶を出すために行程を変えたり、小松石に適した道具を利用しているとのことでした。

そして何より小松石は採る場所によって石の見た目が異なるので、お墓の部材によって石の見た目を揃えるのがとても大変だそうです。

 

私も石材業界に10年間携わっていますが、なかなか小松石の産地を見に行く機会がありませんでしたので、とても有意義な時間となりました。