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2024.06.30

偉人有名人のお墓紹介~下田歌子

下田歌子は明治・大正期に活躍した教育者です。

歌子は恵那市岩村町の藩士の子として生まれましたが、祖父と父が東京に招聘をされたのに続いて、明治4年に歌子も上京しました。

その後は、女官に抜擢されて宮廷で和歌を教えたり、華族女学校の教授として迎えられて学監を務めるなどしました。

それらの功績が認められて、歌子は時代に順応した皇女を教育するために欧米教育視察を拝命しました。

欧米視察を通して、歌子は女子教育の重要性を痛感し、「日本が一流の大国になるには女子教育が必要」と思うようになりました。

帰国後は「帝国婦人協会」や「実践女学校(実践女子大学)」の設立をして、その後も数多くの女学校設立に携わり、生涯を女子教育の向上に尽くしました。

下田歌子のお墓は東京都の護国寺にありますが、故郷の岩村にも分骨されて、夫の下田猛雄のお墓と並んでいます。