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2024.07.17

石の丁場見学ー大島石①

取引先の担当者の方の案内で大島石の丁場見学に行ってきました。

大島石は瀬戸内海のしまなみ海道が通る愛媛県の大島で採掘されています。

藤堂高虎が今治城を築く際に大島石を用いたとされ、その後技術の発展とともに墓石にも使用されるようになりました。

現在西日本を中心に国産墓石材の中で最も多く利用されています。

人気の理由として品質はもちろんのこと、美しく青みがかった様子は別名「石の貴婦人」と呼ばれます。

司馬遼太郎や正岡子規のお墓に使われている以外にもこれまで赤坂離宮や愛媛県庁舎、大阪心斎橋、京都四条大橋・七条大橋、出雲大社、道後温泉などに使われています。

そんな大島石の丁場は他の国産石の丁場よりも過酷な場所が多く、石を積んだダンプが通るなんて考えられないような道ばかりでした。

2000度になるバーナーを使って石を切り出すのも大変な作業です。

写真では伝わりにくいですが、丁場の大きさにも圧倒されました。ぜひ多くの方に知っていただけたらと思います。