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2025.09.13

地元の銘石紹介ー林雲鳳遺訓碑

林雲鳳(うんぽう)は多治見市笠原町出身の歴史画家です。

雲鳳の実家は製陶業を営んでおり、小学校卒業後は陶磁器の絵付け工房に入りながら、名古屋の森村宜稲(ぎとう)に師事して絵画を学んでいました。

1927年には上京をして松岡映丘(えいきゅう)に師事して、1930年には帝展に初入選をしました。

雲鳳は以来帝展と文展に数多く入選し活躍しました。

戦後は笠原町に戻って絵画を描き続ける傍ら、地域の文化振興に貢献しました。

その後は、勲五等瑞宝章、紺綬褒章を授かり、1981年には笠原町の名誉町民に選ばれました。

雲鳳は1989年に89才で亡くなりますが、地元の笠原町には雲鳳の遺徳を讃えるための記念碑が建てられています。

正面には

「古典の教養に立脚して 現代に生きよ」

という雲鳳の遺訓が刻まれています。

林雲鳳の孫は「今でしょ」で有名な林修氏です。