岐阜県多治見市、土岐市、可児市、愛知県瀬戸市のお墓

お墓ブログ

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ハスの花が咲いていました!

本日、多治見市の清昌寺さんにお邪魔したところ、ハスの花が綺麗に咲いていました! ハスの花は昔から清聖の象徴とされており、仏教でもとても大切にされている花です。 私自身ハスの花を生で見るのは初めてのことです。 テンションが上がってしまいました。

想いを込めたお墓づくりコンテスト 特別賞受賞

弊社で建立させていただいた墓石が第30回想いを込めたお墓づくりコンテストで特別賞を受賞しました。 このコンテストは、全国優良石材店の会が主催するもので今年で30回目となります。 下記がお客様がこのお墓に込めた想いです。 夫は癌と診断されてから5ヶ月も経たず、77歳で旅立ちました。 夫とはその5ヶ月間いろいろな話はしましたが、生前一度もお墓の話をしたことはありませんでした。 私は、夫が亡くなってもその実感がなかなかなく、ある日夫のいた部屋に入った時、ふっと夫は今宇宙旅行に行っているんだ、そうだ宇宙旅行に長期出張中なんだと思えたのです。 そして、夫は宇宙旅行に行っているんだから、帰ってきたら私と一緒に入るお墓を終の棲家として作りたいと突然思い立ちました。夫が亡くなり頑張らなくてはと思っても、心が沈んて前向きになれない私の心に、その時一筋の希望の灯が見えた気がしました。 そして、どんなデザインにしようかと考えるのは楽しく、思い浮かんだのが、弁護士バッジを模したデザインのお墓でした。 私が弁護士になれたのも、今まで弁護士の仕事を全うできたのも、夫のおかげです。結婚してすぐ夫は私に何か勉強でもしたらと勧めてくれ、私は偶然新聞で目にした大学法学部の通信教育を始め、やがて夫の後押しもあり司法試験を目指すようになりました。 そして10年後の43歳で司法試験に合格し、2年の修習後いきなり自宅で独立しました。 当初は事務所の部屋もなく事務員もいない法律事務所でしたが、夫が55歳で会社を早期退職して私を手伝って助けてくれるようになり、それからは本当に夫婦で助け合って弁護士の仕事をやってくることができました。 夫なくしてこれまでの弁護士の仕事はできませんでした。ですから、弁護士バッジは夫と私の2人を象徴するものだとの思いから、私と夫が入る終の棲家のお墓は弁護士バッジに似たデザインが一番ふさわしいと決めました。 弁護士バッジはひまわりの中に天秤がついています。私は2つの天秤の当事者を公平に調整するのは愛だと常日頃考えていましたので、弁護士バッジにはありませんが天秤の真ん中には「愛」という文字を入れました。 そしてそれは、私と夫も愛でお互いを支え合ってきたことも表すことが出来、最も私と夫のお墓に入れる文字としてふさわしいと。 お墓でお参りする際、年を取るとしゃがむのが苦痛になります。そこで、お墓の前に2つの勾玉形の椅子を作り座れるように工夫したのですが、この椅子に座るとちょうど目線がお墓と同じ高さになり、先日お参りしてくれた友人と椅子に座って話をしていたら、 「まるでご主人と3人で話をしているような気になるね」と言われ、本当にそうだなと実感しました。 草取りやお花の管理の心配もしなくていいようにしたお墓なので、高齢になってからの私にも、遠方にいる子供らにも管理しやすいお墓になりました。 このお墓づくりを通じて、夫が亡くなって辛く悲しい沈んだ心を少しづつ癒すこともできました。 そして、これからはあの椅子に座って夫と話をしに行こうかなという前向きな気持ちにもなれるようになりました。 お墓を作って、本当によかったとお参りのたびに感謝の気持ちで一杯です。 お父さんへ 宇宙旅行はいかがですか?お寺でもらってくる塔婆は、宇宙のあちこちへ行くためのパスポートなんだそうですよ(お寺のおくりさまの話)。 私と2人だけで入るお墓気に入ってくれましたか? 隣にはあなたが可愛がってた犬2匹と猫1匹の写真と、名前の入った石碑もありますよ。多分これが一番気に入ったのでは? まだまだ私は宇宙旅行をご一緒できませんが、そのうち私も宇宙に行ったらしっかり案内してくださいね。そして、一緒にこのお墓で過ごしましょう。

石の丁場見学ー大島石②

先週に続き大島石の丁場見学の様子です。 大島石は島の中で複数の採石業者が自分たちの区域内の採石を行っています。 山の上部から下へ向かって掘り進めていきますが、2番目に訪れた丁場はかなり深く掘られていました。 底部分では音が反響し、上からの声は全く聞こえません。 横の線が見える1段が約5メートルあり、ゴンドラまで約60メートル、山の上部まではさらに高さがあります。 現在の深さで1段掘り進むのに3年ほどかかるそうです。 切り出した石はゴンドラを使って運び出されますが、筋が入っていたり傷のあるものは除外されるため実際にお墓として使える石は良くて3~5%程度なんだとか。 残りは建築用になったり、埋め立て用になったりします。 今回の丁場見学で国産の石がなぜ高価なのかを感じることができました。 そしてそれぞれの石屋さんが誇りをもって仕事をされていることも刺激になりました。 自分たちも国産墓石の魅力を発信していきたいと思います。  

石の丁場見学ー大島石①

取引先の担当者の方の案内で大島石の丁場見学に行ってきました。 大島石は瀬戸内海のしまなみ海道が通る愛媛県の大島で採掘されています。 藤堂高虎が今治城を築く際に大島石を用いたとされ、その後技術の発展とともに墓石にも使用されるようになりました。 現在西日本を中心に国産墓石材の中で最も多く利用されています。 人気の理由として品質はもちろんのこと、美しく青みがかった様子は別名「石の貴婦人」と呼ばれます。 司馬遼太郎や正岡子規のお墓に使われている以外にもこれまで赤坂離宮や愛媛県庁舎、大阪心斎橋、京都四条大橋・七条大橋、出雲大社、道後温泉などに使われています。 そんな大島石の丁場は他の国産石の丁場よりも過酷な場所が多く、石を積んだダンプが通るなんて考えられないような道ばかりでした。 2000度になるバーナーを使って石を切り出すのも大変な作業です。 写真では伝わりにくいですが、丁場の大きさにも圧倒されました。ぜひ多くの方に知っていただけたらと思います。

地元の銘石紹介~君が塔

土岐市曽木町のかつての中馬街道沿いに「君が塔」と呼ばれる五輪塔がひっそりと立っています。 この五輪塔はお君と呼ばれる遊女のお墓と言われています。 鎌倉時代、曽木では温泉が湧出しており、湯屋も各所に設けられました。 そこにお君と言う遊女が来たことで、湯屋は更に繁盛したと言います。 ある日一人の武士が曽木に寄り、お君と一夜の契りを結びました。 しかし、その後になって二人は親子の間柄であることが分かりました。 お君はそのことを知ってショックを受けて自殺をしてしまいました。 父である武士がお君の霊を祀る為に建てたのがこの五輪塔と言われています。 その後、武士も自分を責めて自殺をしてしまいます。 今の五輪塔は昭和6年にお君の霊を慰めるために住民たちによって現在の場所に移されました。

展示場に2つのツバメの巣

今年も石玉石材の展示場でツバメが子育てをしています。 同じツバメかはわかりませんが毎年同じ場所へきちんと戻ってくるのは凄いですね。 前の巣が無くなっていても必ず同じ場所へ巣を作ります。 石玉石材を気に入ってくれたならうれしいです。 そして今年は新たに国道側の面にも巣を作っています。 全てのひなが無事に育って羽ばたいていってくれることを期待しながら見守りたいと思います。

偉人有名人のお墓紹介~下田歌子

下田歌子は明治・大正期に活躍した教育者です。 歌子は恵那市岩村町の藩士の子として生まれましたが、祖父と父が東京に招聘をされたのに続いて、明治4年に歌子も上京しました。 その後は、女官に抜擢されて宮廷で和歌を教えたり、華族女学校の教授として迎えられて学監を務めるなどしました。 それらの功績が認められて、歌子は時代に順応した皇女を教育するために欧米教育視察を拝命しました。 欧米視察を通して、歌子は女子教育の重要性を痛感し、「日本が一流の大国になるには女子教育が必要」と思うようになりました。 帰国後は「帝国婦人協会」や「実践女学校(実践女子大学)」の設立をして、その後も数多くの女学校設立に携わり、生涯を女子教育の向上に尽くしました。 下田歌子のお墓は東京都の護国寺にありますが、故郷の岩村にも分骨されて、夫の下田猛雄のお墓と並んでいます。

防草工事ー多治見市市之倉町

多治見市市之倉町の墓地で防草工事を行いました。 お盆に向けてお参りが楽になるように今回もストーンレジンを使った工事でした。 ストーンレジンの良いところは砂利を樹脂で固めるため表面を掃き掃除できるところです。 草も生えにくくなりますし、上から落ちてくる葉っぱの掃除が簡単になります。 今回はお墓のお掃除と踏石のクリーニングも合わせて行いました。 晴れた時でないと作業ができないため梅雨時はタイミングが難しいですが無事完了することができました。 きれいになったお墓でお参りができるといい気分になりますね。

東京農業大学 横井時敬先生・榎本武揚先生ブロンズ像 台座石工事

この度、ご縁をいただいて東京農業大学の厚木キャンパスとオホーツクキャンパスで石工事をしました。 東京農業大学の創始者である横井時敬先生と榎本武揚先生のブロンズ像の台座石工事です。 神奈川県と北海道での石工事ということで普段はできない経験をさせていただいて本当に感謝しています。 ブロンズ像があることで学生が先人に感謝し、自分の夢に向かって一生懸命頑張ってもらえると嬉しいです。