岐阜県多治見市、土岐市、可児市、愛知県瀬戸市のお墓

お墓ブログ

お墓についてのお悩み解決します!

桜の彫刻を施した洋型石碑ー施工事例

桜の彫刻を施したお墓

本日弊社で新しく建立させていただいたお墓の開眼供養がありました。 場所は多治見市の市営霊園です。 もともとは別の地域にあったお墓を移転することになり、墓石はそのまま生かすのではなく、これを機に新しくされました。 お墓づくりのお話しをする中で、 1.洋型石碑 2.黒系の石 3.石貼り 4.桜の彫刻を施す 以上の4点に決まりました。 古くからある墓地ですので、黒い石で石貼りが施してあると、ひときわ見栄えがします。 正面の桜の彫刻はお施主様がお見せしてくださったイメージを元に私がデザインをしました。 黒い石に白の桜の模様はとても綺麗に映えます。

石貼りを施したお墓

お墓の下には石貼りを施しています。 石貼りをすることで草が生える心配もありませんし、上から降ってくる草木も簡単に掃除することができます。 とてもお手入れが簡単になります。 また石貼りをすることで墓石のデザイン性が高くなります。 全体的に色が統一されますのでよりスタイリッシュなお墓に仕上がります。 目地の入り方にも気を付けて設計をして、足を運ぶ場所は滑り止め加工を施しました。   開眼供養時は何とか雨も降らずに無事済ませることが出来ました。 お施主様は昔からのご縁のある方で、初めから最後まで温かく接してくださりました。 元の墓地関係や弊社、お寺様との連絡などいろいろと調整が大変だったと思いますが、こまめに状況を報告してくださりました。 最後には「御社であなたにお願いしてよかったです」と仰ってくださいました。 この度はご縁を頂き、素敵なお墓づくりに携わらせていただき本当にありがとうございました!

和型9寸石碑建立ー施工事例

開眼供養

こんばんは。 本日は弊社で建立させていただいたお客様の開眼供養がありました。 墓地は多治見市の月見霊園さんです。 こちらのお墓は元々、土台は出来ており、石碑と墓誌と塔婆立を新しく建立させていただきました。 2区画使っており、土地が他よりも広いので、この地域で最も建てられる8寸サイズより1周り大きい9寸サイズのお墓をご提案させていただきました。 当日は雨予報でしたのでテントを準備しましたが、開眼供養中は何とか降らずに済みました。 結果的には雨も降らず、暑くもない、とても良い条件での開眼供養でした。 開眼供養にはお施主様のご親戚が集まり、その中には小さなお子様もいらっしゃいました。 小さなお子様なのでお墓参りの意味や対象はあまり分からないかもしれませんが、こうして小さいうちからお参りをすることで、将来大きくなった時にご家族やご先祖を大切にする気持ちを自然と持つことが出来ると思います。 コロナ禍ではありますが、ご親戚が集まって開眼供養をされたことは本当に大きな意味のあることだと感じました。

題目を刻んだお墓

お墓の正面には見慣れた「○○家之墓」ではなく、「南無釈迦牟尼仏」と刻んであります。 これは各宗派のご本尊様を刻むことで単なるお墓では無く、「仏塔」としてご本尊様にご先祖をお守りいただけると考えられており、とてもありがたいお墓へとなるのです。 多くの人には馴染みが無いかもしれませんが、各墓地に行くとこのように刻まれたお墓が数多くあります。ぜひ皆様も確認をしてみてください。   最後にお施主様は工事中には現場の職人に差し入れを持ってきてくださり、開眼供養後には私にもお供えを分けてくださりました。 このように心遣いをしていただいた上に、最後には御礼を言って頂きました。 遠方から何度も弊社に足を運んでくださり、最後まで心温まるお墓づくりをさせていただきまして本当に感謝しています。

雨が降るとお墓はどうなる?

観測史上2番目の早さで梅雨入りした東海地方ですが、ここまでは梅雨らしくない天気の日が続いています。しとしとと降り続く雨も時には風情があるものですが、現場での作業をする私たちにとって雨は降らない方がありがたいです。 お墓も屋外にあるため雨が降れば濡れてしまいます。雨が止めばすぐに乾くのですが、年数を重ねるとともにある変化が起きます。 ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、写真のようにお墓は変色してしまいます。これは雨が降った時表面だけが濡れるのではなく、石の内部にも浸み込んでしまうためです。石によって変化の度合いやスピードは異なりますが白やグレーの石の方がよく目立ちます。 最近ではこうした変色の少ない黒系統の石でお墓を建てる方の割合が増えています。また黒でなくてもインド産の石は吸水率が低く変色しにくいことから人気があります。 変色してしまったお墓は磨き直しをすることでまたきれいになります。変色が気になる方は一度お問い合わせください。

やさしいピンク色のお墓ー施工事例

お墓らしくないお墓

こちらのお墓は達磨霊園さんで建立したお墓です。 ご生前に建てられたお墓で、お客様のご希望で「お墓らしくないお墓」に仕上げました。 お墓の正面は一般的な○○家ではなく、お客様がご準備された柄だけが彫刻してあります。 また花立やローソク・線香立ては一切付けずに従来のお墓の機能を最小限にしました。 ピンクの石や各部材がR面加工がしてあり、全体的に優しいデザインに仕上がりました。 砂利は敷かずに全面石貼りでお掃除もしやすいデザインになっています。

お客様のこだわりが詰まったお墓

お施主様には何度も墓地や事務所に足を運んでいただいていろいろな想いを聞かせていただきました。 私も洋風なお墓でも、「派手にはならないように、全体的に落ち着いた慎ましいお墓」になるように目地のコーキングの色までこだわって設計をさせていただきました。 後日、お施主様からお礼のお言葉を頂きました。 「自宅から近い場所のお墓が必要でした。 いつも通りがかりで石玉石材さんの展示墓石を気にかけながらいました。 この度、担当の水野さんには墓石や彫刻のデザイン等、親身に私の想いをお聞きいただきありがとうございます。 希望通りの完成にとても感謝しています。 今後ともよろしくお願い申し上げます」 お施主様の温かいお言葉とこの度ご縁を頂けたことを本当に心から感謝しています。 ありがとうございました。

瀬戸市の墓地

瀬戸市での石工事

弊社は岐阜県多治見市でも南寄りに展示場を構えています。 瀬戸市からは国道一本で行ける場所にありますので、岐阜県内のみならず愛知県瀬戸市でもよく仕事の依頼を受けます。 もともと石玉石材の初代・玉助は瀬戸市上半田川町出身で、親戚にも瀬戸市の方がいらっしゃいますのでとてもご縁のある土地です。 先日瀬戸市の窯町で文字彫刻の依頼を受けましたので、事前に現場を見に行きました。 地域の村墓地ですが、その墓地にも以前弊社が建立したお墓が数基ありました。 今でも以前に弊社で建立をしたことを覚えていらっしゃる方が、文字彫刻やリフォームを依頼してくださります。 瀬戸と多治見は昔から県を超えて交流することが多い街です。 弊社の母校では瀬戸から通学する子どもたちもいます。 街の雰囲気を見ても多治見と瀬戸ではとても似ているように感じます。 県を超えて今でも弊社にご依頼いただけることは本当にありがたいことです。 今後もこのご縁を大事にしていきたいですね。

燕がきた

コロナ禍でなかなか良いニュースがありませんが、石玉石材には嬉しい出来事がありました。 タイトルの通りツバメがやってきました。石玉石材には毎年春になると展示場の入り口部分に巣を作りにやってきます。そして先日無事雛が孵り、また巣立っていきました。雛が無事に巣立つのは昨年に続き2年連続のことです。    

上:孵ったばかりの雛            下:成長した雛

一昨年までは巣ができ上ってもカラスが親鳥の留守を狙い卵を襲っていました。そのため何年も雛が孵ることはありませんでした。あまりにかわいそうなので巣が出来上がる前にこちらでわざと巣を壊したこともありました。それでも毎年やってきては同じ場所に巣をつくるので、一昨年はカラスが来ないように網を張りましたがこれもうまくいきませんでした。 なにかいい方法はないものかと悩んでいましたが、昨年初めて雛が孵りました。特別なことはできませんでしたが、例年に比べるとカラスが少なかったような気がします。そして今年、昨年作った巣にそのままやってきてまた雛が孵りました。来年もまたやってきてくれるのを楽しみにしています。

空っぽになった巣

昔からツバメが家に巣を作るのは縁起が良いこととされています。なぜそう言われるようになったのか詳しいことはわかりませんが、全国には色々な言い伝えがあるようです。病気にならないとか、家が火事にならないとか、豊作になるとか様々です。ツバメにとっても人間は巣を守る(天敵が近づいてこなくなる)存在のようなので、人間とツバメはお互い身近でありがたい関係ということなのでしょう。

素敵な彫刻を施したお墓ー施工事例

キリスト教のお墓

こちらのお墓は多治見市と土岐市の境にある達磨霊園さんで建立したお墓になります。 建立したのは昨年ですが、コロナの影響もあり実際にお墓参りができたのは今年の春でした。 お墓をつくるにあたって施主様が「亡くなった旦那様の為に良いお墓を建ててあげたい」という強い思いで、何度も打ち合わせをさせていただきました。 施主様はキリスト教で、お墓の彫刻もキリスト教に合わせた彫刻になっています。 石は赤系の御影石で形も横型のお墓なので、昔ながらのお墓と違って洋風な雰囲気に仕上がっています。

素敵な彫刻を施したお墓

お墓の正面にはとても素晴らしい彫刻が施してあります。 こちらは芸術大学に通っていらっしゃるお施主様の姪っ子さんがデザインをされました。 頂いたデザインを元に文字の書体やバランスを何度も打ち合わせや修正をしました。 とても素敵なデザインで実際にお墓を見て、大変喜んでいただけました。 私としてもこのような素敵なお墓を作らせていただきまして本当に感謝しています。 後日お礼のお手紙をいただきました。 「主人が63歳で亡くなり、あまりにも辛く、どうしてもお骨から離れられなく約2年が経ちました。 しかし自分の役目として、地に戻してあげるべき覚悟を決めお墓を造ることに決めました。 石玉石材さんのスタッフさんは皆さん本当に親切で完成まで細かい点まで心を配って頂き、本当に良い出会いの場所で会ったこと、感謝しています 亡くなった主人も本当に感謝していると思います」 心温まるお言葉をいただきまして本当に感謝しています。

地域による納骨の違い

多治見市周辺の納骨方法

弊社がある岐阜県多治見市周辺では納骨するときに骨壺のまま納めずにさらしの袋に入れ替えて納めます。 納骨の方法など普段考えることもありませんので、多くのお客様はそのことを知らずにビックリされることが多々あります。 それではどうしてわざわざ骨壺からさらしの袋に入れ替えるのでしょうか?それにはちゃんとした理由があります。

骨壺からさらしの袋へ入れ替える理由

今では亡くなった後に火葬をするのが当たり前になっていますが、その前は土葬が一般的に行われていました。 土葬をすると徐々に遺体は土へ還っていき、最後はお骨まで自然へ還っていきます。 遺体が土に還るというのは昔の人にとっては当たり前のことで、お隣の中国でも「人土為安」といって、「人は亡くなって土に還ることで安息できる」と考えられていました。 仮に骨壺のまま納骨すると、骨壺は土に還りませんので当然お骨はそのまま残り続けます。 一方、さらしの袋に入れると袋は徐々に風化していきます。 そしてお骨も直接土に触れることで土葬と同様に徐々に土へ還ることができると考えられていました。 (化学的なことを申し上げると実は土葬に比べて火葬をしたお骨は土へ還りにくいです。ただあくまでも昔の人がお骨を土に還してあげることを望んで行ったことには変わりはありません) したがってこの地域では納骨のスペースの底側はコンクリートがむき出しになっていません。 あくまでも「お骨が自然に還るように」と土や川砂が敷いてあります。

地域によって異なる納骨方法

ただ納骨の方法は地域によって異なります。 地域によっては骨壺のまま納骨をします。 例えば関東の方では骨壺のまま納骨をします。 また関東地域では全てのお骨を拾って骨壺に納めますので、骨壺のサイズがこの地域と比べて大きいです。(多治見市周辺では全てのお骨は拾わずに一部のみ収骨します) それでいて骨壺のままお墓に納めますので、納骨をするスペースがとても大きくなっているのです。

地域によるお墓の違い

納骨1つを取っても地域によって方法が異なるのです。 実はお墓の形も全国では大きく異なるのですのが、その原因の1つが納骨の方法が違うのが挙げられます。 納骨をする機会は人生でそんなに多くは無いと思いますが、それを深掘りして、「どうしてそのようにやるのだろう?」と考えると、ちゃんと理由があるものなのです。 石材店として供養において皆様が知らなかった情報をこれからも届けていきたいと思います!

オンライン会議 石材産業協会 岐阜県支部 総会

昨日4月20日に石材産業協会 岐阜県支部の総会がオンラインにて行われました。 例年であれば集まって開催される会議ですが、本年度はコロナウイルスの影響でオンラインでの開催となりました。 社長は悪戦苦闘しながら慣れないオンライン会議に参加しました。 私としても社長が発言するたびに「ミュートを解除できているか」 発言が終わると「ミュートにしたか」などハラハラしながら隣で作業をしていました。 もう皆さんそろそろオンライン会議に慣れてきてる頃だとは思いますが、社長はまだ一人でやるには不安のようです。 ゴールデンウィークに行われる会議にも私に手伝うように依頼しました。 社長のオンライン会議の為に休日も会社に出勤しないといけないのは正直辛いですが、今後社長が一人でパソコンを使いこなせるようになるまでは付き合っていかないといけないですね。 オンライン会議が当たり前となったことで、今まで聞くことが出来なかったセミナーや会議に簡単に参加できるようになりました。 それは石材業界も例外ではなく、各団体では積極的にオンライン会議を活用していて、とても有意義な交流ができているように感じます。 私たちはお墓を売るものとしてリアルを大事にしないといけないのはもちろんですが、時代に取り残されないように新しい技術も積極的に取り入れていかないといけないですね! 社長はオンライン会議が終わると心なしか満足そうでした(笑)